柴犬コイン（SHIB）とは？｜ミームコインで再び億り人は目指せるのか
仮想通貨（暗号資産）市場では、2023年秋ごろから明るい話題が増え始めています。ビットコインは2024年1月に米国で現物ETFが上場し、3月には2021年11月以来2年4ヶ月ぶりに史上最高値を更新しました。4月の半減期に向けて期待が高まる中、ミームコインも注目を集めています。
本記事では、ドージコイン（DOGE）に次いで大人気の柴犬コイン（SHIB）について、値動きの特徴や魅力、今後の注目ポイントをわかりやすく説明します。
柴犬コインを購入する際の注意点や、Bybit（バイビット）で柴犬コインを購入する手順も詳しく解説しています。この機会にミームコインへの理解を深め、仮想通貨の世界をより楽しみましょう。
1. 柴犬コインとは？
柴犬コイン（SHIB）は、ドージコイン（DOGE）のミーム通貨として発行された仮想通貨です。2020年8月に「Ryoshi」と名乗る匿名の人物（または団体）によって開発されました。正式名称は「Shiba Inu Token（単位：SHIB）」ですが、慣用的に「柴犬コイン」や「シバイヌ」とも呼ばれています。日本の柴犬が世界的に認知されているのは、日本人として嬉しいですね。
ミームコインとは？
ミームコインは、インターネットのミーム文化から生まれた仮想通貨です。ミームとはSNSなどで拡散されるネタ画像や面白動画、短いテキスト表現などのことです。柴犬コインは、柴犬のミーム画像をモチーフにしたドージコインを真似て作られており、同じく柴犬をマスコットにしています。
一般に、ミームコインは主に面白さやユーモアを追求して作られており、実用性や市場価値はほとんどありませんが、柴犬コインは実用性も兼ね備えています。ミームコインの特徴として、SNSのトレンドや著名人の発言などで一躍人気が高まり、価格が急騰することもあります。
ドージコインはその最たる例で、イーロン・マスク氏（テスラ社CEO）の発言によって急騰や急落を繰り返してきました。柴犬コインもマスク氏の発言の影響などで2021年の1年間で約50万倍まで上昇し、数々の億り人を生み出しました。
現在のドージコインと柴犬コインの時価総額ランキングは8位と11位（CoinMarketCap、2024年4月18日時点）。柴犬コインの時価総額は2兆円を超えています。ちなみに2024年4月時点で、資生堂やキッコーマン、バンダイナムコホールディングスなどの時価総額は1兆円強なので、金融市場では柴犬コインの方が大きな存在感を示しています。
冗談から生まれたミームコインが、ここまで大きな存在になれた理由はどこにあるのでしょうか。
ドージコイン（DOGE）との違い
柴犬コインは、ドージコインを真似て作られたミームコインなので、犬系ミームコインとしての共通点や、著名人の発言で急騰しやすい点などが注目されがちです。しかし、技術基盤や用途、仕組みなどには多くの違いがあります。2つのミームコインを比較して、特徴を見てみましょう。
＜ドージコイン vs 柴犬コイン＞
| ドージコイン （Dogecoin） | 柴犬コイン （Shiba Inu Token） |
ティッカーシンボル | DOGE | SHIB |
時価総額ランキング | 8位* | 11位* |
ローンチ | 2013年12月 | 2020年8月 |
発行上限 | なし （毎年50億DOGE発行） | 1,000兆SHIB （すべて発行済） |
ブロックチェーン | レイヤー2：Dogechain レイヤー1：Dogecoin | レイヤー2：Shibarium レイヤー1：Ethereum |
コンセンサスアルゴリズム | PoW | PoS |
考案者・開発者 | ビリー・マーカス ジャクソン・パルマー | 「Ryoshi」と名乗る匿名の人物 |
用途 | 決済、投げ銭、寄付活動など | DEX、NFT メタバース他 |
（* CoinMarketCap、2024年4月18日時点）
ドージコインが、著名人を含む熱狂的なファン層を獲得して市場価値を高めてきたのに対し、柴犬コインは活発なコミュニティ活動に支えられ、プロジェクト開発と独自のエコシステムの拡大に積極的に取り組んでいます。
柴犬コインの価格の推移
仮想通貨は全般的に価格変動が激しいものですが、ミームコインはその傾向が特に顕著です。ローンチ当初はほぼ無価値で、取引もまばらなことが多いですが、著名人の発言などのちょっとしたきっかけで急騰し、その後下落に転じる特徴があります。
柴犬コインにもこの特徴がよく表れています（下図）。2021年は2度も急騰し（①・②）、1年間で約50万倍まで上昇しました。いずれもイーロン・マスク氏がドージコインや柴犬に関する発言を行ったことがきっかけとされています。
＜SHIB価格の推移＞
（出所：CoinMarketCap、2024年4月11日時点）
1. 2021年5月
柴犬コインは2020年8月に誕生し、しばらくの間ほとんど価値がなく大きな動きも見られませんでした。しかし、イーロン・マスク氏が、2021年5月8日に米国のコメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』に出演し、ドージコインをネタにコントを演じたことがきっかけで、同じ犬系ミームコインである柴犬コインが急騰しました。この時期、仮想通貨市場全体が活況だったことや、同月8日から10日の間に、柴犬コインがOKX、HTX、Binance、FTXなどの複数の取引所に新規上場し、多くの投資家が取引しやすくなったことも後押ししたと考えられます。
2. 2021年10月
柴犬コインは2021年10月に再び急騰し、10月28日には過去最高値を記録しました。急騰のきっかけは、10月4日にイーロン・マスク氏が飼っている柴犬の写真をツイートしたことと言われています。この時期は、同月19日に米国でビットコインの先物ETFが上場し、翌月11月の初旬には過去最高値を記録するなど、仮想通貨市場全体が盛り上がっていた時期でした。また、同月に発売された柴犬のNFT限定コレクションが即完売するなど、柴犬コインにも明るい話題がありました。
3. 2022年から2023年
2021年10月に過去最高値をつけた後、柴犬コインは下落に転じました。この期間は、仮想通貨市場全体が低迷していました。
4. 2023年末以降
仮想通貨市場は、2023年10月ごろから上昇を始めました。2024年1月に米国でビットコインの現物ETFが上場し、3月5日には2021年11月以来となる過去最高値を更新しました。2024年4月に予定されるビットコインの半減期に向けての期待も高まる中、ミームコインにも注目が集まっています。柴犬コインは、2024年1月末ごろからソーシャルメディアでの活動が活発になり（柴犬トークン公式X（旧Twitter）アカウント）、2024年2月末ごろから価格が大きく上昇しています。
過去の価格動向を振り返ると、著名人の発言が急騰の引き金となる一方で、仮想通貨市場全体が好調で、柴犬コインに関する明るいニュースもあったことが分かります。仮想通貨市場が2021年以来の盛り上がりを見せる中、再び関心が集まる柴犬コインの魅力について、次のセクションでご紹介します。
2. 柴犬コインの魅力
ミームコインの価格は1ドル未満が多く、少額の投資で億り人になれる可能性も人気の理由です。その中でも特に注目を集める柴犬コインの魅力についてご紹介しましょう。
希少性：デフレ型の供給モデル
（出所：SHIBA BURN TRACKER）
柴犬コインはコインの供給量を限定するデフレ型の供給モデルを採用し、希少性を維持しています。「デフレ型の供給モデル」について少しご説明します。一昔前まで日本では、通貨の価値が上がり、モノの価格が下がるデフレ経済でした（現在はご存じのとおり、インフレ経済）。柴犬コイン（SHIB）が採用する「デフレ型」とは、仮想通貨（SHIB）の価値／価格が上がっていく供給モデルを指しています。
柴犬コインの発行上限は1,000兆枚（すべて発行済み）と非常に大きいですが、そのうちの約40％がすでにバーンされています。バーンとは、発行済みの仮想通貨を二度と取り出すことのできない特別なウォレットアドレスに送金し、永久に取引されないようにすることです。流通量が減少してコインの希少性が高まるため、需要が増えると価格が上昇する仕組みです。
柴犬コインは、開発者が発行総数の約半数をイーサリアムの創業者ヴィタリック・ブテリン氏のウォレットに一方的に送ったことで話題を呼びました。しかしブテリン氏は、「プロジェクトやコインに対する権力を持ちたくない」と述べて約410兆SHIBをバーンし、残りをインドのコロナ救済基金（India Covid Relief Fund）などの慈善団体に寄付しました。
その後も柴犬コインは、SHIBの価格を0.01ドルまで引き上げることを目標にトークンバーンを行っています。2024年4月16日現在の流通量は約589兆SHIBです（CoinMarketCap）。
3. 実用性：柴犬のエコシステム
柴犬コインは、ミームコインから実用的な仮想通貨への進化を遂げています。具体的には、イーサリアム上でスマートコントラクトを活用し、DEX（分散型取引所）やNFT（Non-Fungible Token）コレクションなどを展開する独自のエコシステムを拡大させています。
2023年8月には、独自のレイヤー2ソリューションとして「シバリウム（Shibarium）」をリリースし、処理速度の飛躍的な向上やガス代（ネットワーク使用料）の削減に成功しました。将来的にシバリウム上で、多くのプロジェクトが展開される予定です。
展開中の主要プロジェクトについて、簡単に見ていきましょう。
シバスワップ（ShibaSwap）
シバスワップはDEX（分散型金融）サービスで、柴犬エコシステム内で使用されるSHIB、BONE、LEASHの3つのトークンのスワップが行えます。また、ステーキングすることで報酬も得られます。ガバナンストークンでもあるBONEの所有者は、シバスワップ内に設置されたDoggy DAOで、柴犬エコシステムの運営や開発方針に投票できます。シバリウムのネットワーク手数料やステーキング報酬もBONEで支払われます。
NFTコレクション（SHIBOSHIS）
SHIBOSHISは、柴犬のNFTコレクションです。2021年10月に10,000点限定でリリースされました。発売開始後約35分で完売し、イーサリアムのガス代を一時的に高騰させるほどの人気を集めました。2024年2月には、新基準（ERC-404規格）のNFTコレクションSheboshisが20,000点限定で発表されました。Sheboshisは、SHIBOSHIS保有者に配布後、LEASHトークンの保有者に優先販売されましたが、こちらもわずか5分で完売しました。
SHIBOSHISは、Bybit Web3 NFT ProなどのNFTマーケットプレイスで取引できます。また、NFTカードゲームのShiba Eternityでも使用できます。Sheboshisのリリース時のように、トークンやNFTを保有することで、今後リリースされるサービスの特典を受け取れる可能性もあります。
シバリウム（Shibarium）
2023年8月、柴犬コインは、独自のレイヤー2（L2）ブロックチェーン「シバリウム」を正式リリースし、処理速度の改善と手数料の低減に成功しました。L2は、イーサリアムなどのメインのブロックチェーン（レイヤー1（L1））上に別の階層（L2）を設け、取引の一部をメインチェーンからL2へ移動してオフチェーン処理を行う技術です。そのおかげで、ネットワークにかかる負荷が分散され、処理速度が向上します。
シバリウムはリリース前から多くの関心を集めており、リリース直後には予想を超える大量のトランザクションで一時的にイーサリアムの滞留を引き起こしました。2024年4月現在、アクティブウォレット数は170万を超え、累計の取引件数は4億件以上に達しています（Shibarium explorer）。シバリウム上でDAppsの開発も可能であり、今後のサービス展開に期待が寄せられています。
3. 認知度：活発なコミュニティ
ミームコインの成功には、SNSなどで熱心に活動し、知名度と普及に貢献するコミュニティの存在が不可欠です。地道な活動を通じて情報が広まることで、価格上昇のエネルギー源となります。
たとえばドージコインは、イーロン・マスク氏やラッパーのスヌープ・ドッグ氏、ロックバンドKISSのジーン・シモンズ氏などの著名人やインフルエンサーからの支持を受け、強力なコミュニティを形成しています。また、コミュニティ主導の寄付活動も成功させています。
柴犬コインの場合は、ShibArmy（シバ軍団）と呼ばれるコミュニティが柴犬エコシステムを支えています。現在130万を超えるSHIBホルダーのうち、千ドル以下を保有する一般的な投資家が9割を占めており、個人に根強く支えられています（Etherscan／CoinMarketCap、2024年4月16日時点）。また、X（旧Twitter）の公式アカウントのフォロワー数は約390万人で、ドージコイン（約398万人）に迫る勢いです。
過去にはShibArmyが米ネット証券「ロビンフッド（Robinhood）」への上場を求めて559,378件の署名を集めたことがありました。柴犬コインはその後ロビンフッドに上場を果たしています。コミュニティが成長することで、関連プロジェクトのユーザーが増え、コインの流通を支えると思われます。
4. 柴犬コインの今後と注意点
柴犬コインは、ミームコインと実用的な通貨の両方の特徴を兼ね備え、独自の地位を築いています。この点を踏まえて、今後の展望と投資する際の注意点をご説明します。
1. 著名人の発言やSNSのトレンドに注意
柴犬コインの価格は、著名人の発言やSNSのトレンドなどに過剰に反応することがあります。過去に価格変動のきっかけとなったイーロン・マスク氏の発言や、ヴィタリック・ブテリン氏の発信に注意しましょう。また、ドージコインなどの他のミームコインの動向も把握するようにしましょう。流行や世の中の流れに敏感な方には取引しやすい通貨とも言えそうです。
2. 仮想通貨市場全体のトレンドを把握
柴犬コインの価格変動は、ビットコインをはじめとする仮想通貨市場の全体的なトレンドと密接に関連しています。過去の急騰はいずれも、市場全体が好調な時期に起こりました。市場の動向や最新ニュースを把握し、トレンドの変化に備えましょう
3. プロジェクトの開発動向に注目
価格の上昇要因は、著名人の発言や市場トレンドなどの外部要因だけではありません。柴犬コイン自体の魅力が重要です。投資家やコミュニティに愛され続けるかどうかは、今後のエコシステムの発展やサービス展開次第です。シバリウム関連プロジェクトの開発状況や、リリース情報などに注目しましょう。
柴犬エコシステムのマーケティング責任者Lucie氏は「シバリウムは、パートナーシップを通じて将来的に1,000プロジェクトの追加を目指す」と発言しており、今後の開発動向に期待が集まります。また、公式サイトでメタバース（ShibTheMetaverse）のトレイラーが公開されており、メタバース内の土地の販売も開始しました。
最新情報は、関係者のSNSアカウントやBybitアカデミーの海外マーケットレポートなどで入手できます。
4. Bybitで柴犬コインを買う方法
Bybit（バイビット）は、高い流動性と顧客本位のサービスを提供する世界最大級の暗号資産取引所です。全世界で2,000万人以上が利用中。年中無休のサポート体制に定評があります。
お得なキャンペーンも随時開催中。見つけたら、申し込んでおきましょう。
Bybitなら、柴犬コインを簡単に購入できます。
購入後の管理もラクラク。スマホやパソコンから、資産の状況が一目瞭然です。
1. クレジットカードで購入：簡単3ステップ（約5分）
ここからは、柴犬コインの買い方をご案内します。
ステップ1：アカウントを作成する
アカウント作成は2～3分で完了します。こちらから登録しましょう。
ステップ2：クレジットカードを紐付ける
ログイン後、画面左上の「暗号資産を購入」＞「ワンクリック購入」の順にクリックします。
次に、「受取」欄で「SHIB」（柴犬コイン）を選び、購入したい金額を「支払い」の欄に日本円で入力するか、「受取」欄に柴犬コイン建てで入力します。
その後、決済方法として「Bank Card」を選択して「カードを追加」をクリックします。クレジットカードに対応しています。カード情報の入力画面に進み、クレジットカードの紐付けを完了します。
ステップ3：暗号資産を購入する
クレジットカードの紐付けが完了すると、決済内容の確認画面が表示されます。内容を確認し、「確認」をクリックします。
操作に迷ったら、Bybitで銀行カードを使って仮想通貨を購入する方法をご覧ください。クレジットカードの場合と同様の操作になります。
また、Bybitでは、P2P（ピアツーピア）で購入する方法や、法定通貨を入金して仮想通貨を購入する方法も提供しています。詳しくは、「【完全ガイド】Bybitで仮想通貨を手数料無料で購入する方法」および「Bybitで仮想通貨SHIBを買ってみよう」をご覧ください。
2. Bybitのチャート画面で注文する
Bybitではチャートを見ながら注文を出すことも可能です。BybitではUSDT（テザー）建てで柴犬コイン（SHIB）を購入できます。事前にUSDTを入金しておきましょう。入金方法に迷ったら、Bybitヘルプセンターの「暗号資産の入金方法」も参考にしてください。
柴犬コイン（SHIB/USDT）のチャートを開くには、Bybitのトップページ右上の検索欄で「shib」と入力し、「SHIB/USDT」をクリックするだけ。スタンダード画面が表示されます。他の通貨ペアも同様の方法で表示できます。
SHIB/USDTのチャートが表示されたら、画面右端の「注文価額」でUSDTの枚数を入力します。注文内容の入力が済んだら、右下の「SHIBを買う」をクリック。取引内容を確認し、注文を行います。
なお、BybitではTradingViewのチャート分析を行えます。デフォルト画面は「スタンダード」表示ですが、「TradingView」をクリックすると切り替わります。
上記のチャートでは、代表的なインジケーターである「ボリンジャーバンド」と「RSI（相対力指数）」を追加しています。「スタンダード」表示では移動平均線と出来高を引いただけでしたが、TradingViewのチャート機能を利用すると、見え方が変わってきます。
ボリンジャーバンドは、通貨の勢いの変化や反転の目安、方向性を見る指標です。統計学上、+2σと-2σの間に95.45％の確率で収まるとされています。一方、RSI（相対力指数）は、「買われすぎ」か「売られすぎ」かを判断するための指標です。0～100の数値で表され、一般に70～80%以上で「買われすぎ」、20～30%以下で「売られすぎ」と判断されます。
その点を踏まえて、上記のチャートを見ると、柴犬コイン価格はボリンジャーバンドの下限付近を推移しており、RSIも「売られすぎ」に少し近い水準です。このことから、現状の価格で下げ止まるのでは、とも予想されます。とはいえ、変動の激しいミームコインは現状の価格からさらに下げる展開もあります。
ポートフォリオ内のスパイスとして高いリターンを狙う場合、多少の買い注文が視野に入る展開かもしれません。ただし、投資はすべて自己責任で行っていただくようにお願いいたします。
5. 柴犬コインに関してよくある質問
柴犬コインについて、よくある質問にお答えします。
Q1：柴犬コインで億り人になれますか？
A：柴犬コイン（SHIB）は、過去に1年間で約50万倍の急騰を遂げた実績があり、わずか200円分から億り人になれたかもしれない夢のコインです。今後も著名人の発言などをきっかけに再び急騰する可能性があります。一方、ミームコインは急激な価格上昇後に急落することがあります。また、著名人の発言で急騰するとは限らず、急落するリスクもあるのでご注意ください。リスク管理を行い、資金配分や取引戦略を慎重に検討しましょう。
Q2：他にもおすすめのミームコインはありますか？
A：投資の経験や目的、リスク許容度、目標利回りなどによって、検討すべきミームコインは異なります。「知る人ぞ知る無名の仮想通貨で一攫千金」は多くの人が抱く夢ですが、実際はそれほど簡単なことではありません。初心者やリスク許容度が低い方の場合は、時価総額が大きく、実用性や独自のアイデンティティが確立されたミームコインから始めるか、ごく少額からの投資をお勧めします。
ミームコインは、話題にならないまま放置されるものや、詐欺まがいのものも多少存在しています。信頼できる情報源でよく確認し、Bybitなどの厳格な上場基準を持つ取引所で取引を行うようにしましょう。ミームコインの選択に迷ったら、Bybitアカデミーのミームコインに関する記事も参考にしてください。
Q3：柴犬コインの開発者は日本と関係がある人物ですか？
A：柴犬コインの開発者に関する情報は公表されていません。柴犬は日本の固有犬種ですが、最近は海外でも人気が高く、広く飼育されています。考案者は「Ryoshi」と名乗り、柴犬コインについて「リーダーのいない、100%分散型で自律的で永続的なコミュニティを構築できるかの実験」と述べています。自身について「重要ではないし、いつか突然いなくなるだろう。」と語っており、今後も匿名のままでしょう。
一方、Ryoshiのブログには、富士川の漁師の姿を描いた葛飾北斎の『冨嶽三十六景 甲州石班澤』が使われており、「Ryoshi」は日本語の「漁師」を意識したものである可能性があります。また、柴犬コインのホワイトペーパー（Woofpaper）では、宮本武蔵の『五輪書』が何度も引用されています。日本文化に深い理解や興味を持つ人物だったのかもしれません。
6. おわりに
2021年に記録的な価格上昇で投資家を億り人に押し上げた柴犬コイン。エコシステムの拡大に取り組み、独自の発展を遂げてきました。一方、ミームコインの代表格としての人気も揺らいではいません。今後もささいなきっかけで急騰する可能性を秘めています。
仮想通貨市場が再び好況を迎える中、柴犬コインも大きく上昇を始めており、2021年の再現を夢見る投資家の間で期待が膨らんでいます。ミームコインの魅力は、何と言っても1ドル以下という低価格で夢が買えること。
投資経験者であっても、初心者であっても、柴犬コインのようなミームコインをごく少額保有することは、ポートフォリオのアクセントになるでしょう。ポップカルチャーを楽しむ感覚で取り入れてみるのも面白いかもしれません。このような取り組み方ができるのも個人投資家の特権であり、楽しみの一つと言えるのではないでしょうか。
宝くじも夢のある話ですが、そのお金の一部を柴犬コインに回してみてはいかがでしょうか。もしかしたら、想像以上の未来が待っているのかもしれません。
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