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Bybit(バイビット)|仮想通貨ソラナ(SOL)の基礎知識:特徴や将来性を徹底解説

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23 de out de 2024

Solanaソラナ.jpg

仮想通貨(暗号資産)市場の中でソラナ(SOL)は輝かしい存在感を放っています。数千種類以上ある仮想通貨の中で、ソラナの時価総額は第5位。約10兆円に及ぶ堂々たる存在です(2024年10月中旬時点)。

「ビットコインやイーサリアムは知ってるけど、ソラナは詳しく知らない」。

ご安心ください。本記事を読めば、ソラナの基礎知識を体系的に身に付けられます。ソラナの特徴や魅力、チャート分析、ステーキング方法など、幅広いテーマを解説しています。

それではさっそく、ソラナ(SOL:Solana)の世界へご案内します。

1. ソラナ(SOL)とは?

ソラナの誕生

ソラナ(Solana:SOL)は、2017年にアナトリー・ヤコヴェンコ氏(Anatoly Yakovenko)らが考案した高性能なブロックチェーンプラットフォームです。プラットフォーム内で利用する仮想通貨(暗号資産)はソラナ(SOL)という名称であり、プラットフォーム名とプラットフォーム内の利用通貨を総称して「ソラナ」と呼んでいます。

ソラナの由来は、米国カリフォルニア州のソラナ・ビーチ。アナトリー氏が住み、サーフィンを楽しみ、開発に明け暮れていた場所です。革新的でリラックスした雰囲気に共感したのでしょう。

ソラナはスケーラビリティ(拡張性)と処理速度に定評があり、ブロックチェーン技術が抱える潜在的な課題の解決への貢献が期待されています。ブロックチェーンについて詳しくはBybit記事「ブロックチェーンとは? そのしくみと将来性を徹底解説」でご確認ください。分散型の仕組みやコンセンサスアルゴリズムについて詳しく説明しています。

ソラナの共同創設者アナトリー・ヤコヴェンコ氏はIT分野の専門家であり、起業家として大成功を収めた人物です。クアルコム社(Qualcomm)でオペレーティングシステム(OS)の開発に携わり、高性能なプロトコルの特許を2つ取得。メソスフィア社(Mesosphere)で分散システムの開発に携わって技術的な知識を深め、Dropbox社ではデータ圧縮技術の開発を指揮しました。

その後、アナトリー・ヤコヴェンコ氏は、同じクアルコム社時代の同僚グレッグ・フィッツジェラルド氏(Greg Fitzgerald)のほか、ベンチャーキャピタル出身のラジ・ゴカル氏(Raj Gokal)らと共にソラナラボス(Solana Labs)を創設。ビットコイン(BTC)の登場が2009年なので、ソラナは後発組と言えます。

ソラナの発展:後発組として異例の快進撃

2018年7月にテストネットをローンチ。テストネットとは新しいブロックチェーンや仮想通貨プロジェクトの試験環境であり、問題点を特定・修正して次の段階であるメインネットへつなげます。2019年7月にはMulticoin Capitalなどの投資家から2,000万ドルの資金調達に成功(プライベートトークンの販売)。ラジ氏の貢献も大きいでしょう。

2020年3月にはソラナのメインネットをローンチし、高性能な分散型アプリケーション(DApps)プラットフォームとして注目を集めました。メインネットとは、ブロックチェーン上で実際の取引を行うための主要なネットワークです。2017年の考案から3年。満を持してのローンチでした。

2021年にはNFT(非代替性トークン)DeFi(分散型金融)プロジェクトがソラナプラットフォーム上で花開き、史上最高値の260ドルを記録。NFTやDeFiプロジェクトとの親和性の高さがソラナ(SOL)の大きな魅力です。

2022年にはソラナ財団とソラナ・ベンチャーズが韓国のWeb3スタートアップ向けに1億ドル相当の投資・助成金枠を設定。ソラナ財団は日本でも投資に積極的に関与しており、2024年5月には日本のWeb3スタートアップ向けに「Superteam Japan」を設立し、ソラナのエコシステム拡大を目指しています。Superteamはイギリスやドイツ、インドをはじめ、10か国以上で現在も精力的に活動中です。

2023年にはAmazon Web ServiceやGoogle Cloud、サムスン、Visa(ビザ)などの巨大テクノロジー企業とパートナーシップを確立。Web2時代のAmazonやGoogleがWeb3時代のソラナに大きな関心を寄せているようです。

ソラナの歴史については、Bybit記事「ソラナの歴史:2024年はどうなるか?」も参考になります。

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2. ソラナ(SOL)の特徴・魅力

(出所:ソラナ公式ウェブページ

このセクションではソラナの特徴や魅力を3つに絞ってご紹介します。ソラナ(SOL:Solana)の時価総額は約10兆円で第5位ですが、その上には200超円弱のビットコイン(BTC)や50兆円弱のイーサリアム(ETH)があります(2024年10月中旬時点)。

ソラナはイーサリアム・キラーとも呼ばれており、イーサリアムに取って代わる可能性がある点も注目されています。そのため、イーサリアムと比較しながら、ソラナの特徴をご説明します。

特徴①:抜群の低コスト:0.5円未満の取引手数料(イーサリアムの1/400)

(出所:ソラナ公式ウェブページ、2024年10月中旬時点)

ソラナは1秒間に2,865件に及ぶデータを処理できます(トランザクション処理)。数ある仮想通貨の中でも傑出したスピードです(ただし、最速ではない)。参考までに、イーサリアム(ETH)のトランザクションは1秒あたり約15件なので、200倍近いスピードを誇ります。そのおかげで開発者や利用者(ユーザー)が負担する手数料(ガス代)は0.0025ドル未満、つまり0.5円未満に抑えられています。

(出所:Ethereum Average Transaction Fee

過去には、イーサリアムの手数料が70ドル付近(1万円超)まで急騰し、代わりのブロックチェーン基盤を求める声が強まった時期もあります(2021年中ごろ)。

2024年に入ってからは1~2ドル付近でおおむね推移していますが、2024年8月初旬には3ドルを超えています。0.5円未満のソラナ(SOL)と500円にまで高騰し得るイーサリアム(ETH)、その差は歴然。足元のイーサリアムの取引手数料1.2ドルが約200円とすると、1/400倍ですね。この差は開発者とユーザーの双方にとって見逃せません。トランザクションの処理スピードが約200倍なので、1件あたりの取引手数料(ガス代)が400分の一で済むのでしょう。驚異的ですね。

特徴②:圧倒的な高速処理:独自のアルゴリズム「PoH」を採用

先ほどの特徴①でソラナが誇る「抜群の低コスト」をご紹介しましたが、その低コストを可能にしているのが圧倒的な高速処理。では、なぜソラナは非常に高速なのでしょうか?

その鍵を握るのがソラナ独自のコンセンサスアルゴリズム「PoH(Proof of History:プルーフ・オブ・ヒストリー)」です。日本語にすると「歴史の証明」。「歴史」は大げさなので「履歴の証明」あたりが実態に即しています。PoHはソラナの競争優位性の源泉なので、詳しくご説明します。理解を深めて、ソラナ投資に役立てましょう。

コンセンサスアルゴリズムとは、ブロックチェーン内で全てのネットワーク参加者(ノード)が一貫した状態を維持するための仕組みです。取引の正当性を確認し、ブロック追加時に合意(コンセンサス)を形成します。このトランザクション処理を高速化する手法がPoHです。

PoH(プルーフ・オブ・ヒストリー)は、ブロックチェーン上の各トランザクションが特定の時間に発生したことを証明することで、各トランザクションの順位を確立します。ネットワーク内のトランザクションをリアルタイムで同期し続けるには時間がかかりますが、その必要がないため、処理速度が飛躍的に向上。「歴史の証明」「履歴の証明」と言われるゆえんがわかったのではないでしょうか。

また、ソラナ(Solana)はTower BFT(Byzantine Fault Tolerance)という改良型のコンセンサスアルゴリズムを採用することで、PoHに基づくタイムスタンプを使用して、ネットワーク参加者(ノード)間の合意を高速化しています。PoHとTower BFTの合わせ技が高速処理の鍵なのですね。

なお、ソラナはPoHのほかに、ネットワークのセキュリティ性能を高めるために、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用しており、ステーキングも可能です。そのほか、イーサリアムをはじめ、他のブロックチェーンとの相互運用性を高めるクロスチェーン環境の構築にも努めています。

ちなみに、理論値で1秒当たり最大65,000件のトランザクション(取引)を処理可能と言われています。先ほどのソラナ公式ウェブページでは2,865件だったので、まだまだ伸び代がありますね。ソラナの技術は日々進化しています。高速化が進めば、さらなる低コスト化も実現するでしょう。今後の技術開発が楽しみですね。

特徴③:エコシステム:多様な分野で開花

ソラナはDeFi(分散型金融)やNFT、ゲームなど、さまざまなアプリケーションに適した高速かつ効率的なプラットフォームとして定評があります。仮想通貨(暗号資産)市場において、時価総額が第5位の強固なエコシステムを確立。このエコシステムの発展がソラナ(SOL)の価値にも大きく影響します。

ブロックチェーンのエコシステムは、その技術を採用するアプリケーション(DApps)の多様性によってその魅力が決まります。さまざまな分野のアプリケーションが存在するほど、各分野のユーザーだけでなく、そのユーザー向けにサービスを提供する開発業者にとっても魅力的なエコシステムになります。

  1. DeFi(分散型金融)

DeFiとは、ブロックチェーン技術やスマートコントラクト機能を用いて、中央集権的な金融機関などの仲介者を介さずに、ユーザー間で金融サービスを行う仕組みです。詳しくは、Bybit記事「DeFiとは? 分散型ファイナンスを理解するための包括的なガイド」をご覧ください。

RaydiumやSerumのような分散型取引所は、ソラナの技術を用いて、秒単位での高速処理を実現し、イーサリアムなどのブロックチェーンよりもはるかに低い手数料(ガス代)を提供しています。同じ取引であれば、手数料が安い方が良いですね。とりわけ、膨大な取引データを処理する開発業者にとっては死活問題にもなるため、ソラナは厚い支持を集めています。

  1. NFT(非代替性トークン)

NFT(非代替性トークン:Non-Fungible Token)とは、ブロックチェーン技術を用いたデジタル資産の一種で、一つ一つが唯一無二であることが証明されています。ソラナの高速処理と低コストは、NFTのミント(生成)と取引を迅速かつ安価に行う環境の構築に最適です。

Metaplexなどのソラナ基盤で運用されるNFTマーケットプレイス上では、クリエイターが自身の作品を簡単に発行・販売できる環境が整っています。「安い」「速い」はいつの時代も好評です。

  1. ゲームとメタバース

NFT(Web3)ゲームやメタバースの世界では、アイテムなどのデジタル資産をNFT化し、活発に取引しています。アイテムを売買するためにはデータ処理は欠かせず、ソラナの高速・低コストが貢献しています。

新しいNFT(Web3)ゲームが次々とリリースされています。たとえば、ランニングやウォーキングしながら仮想通貨を稼げるSTEPN(ステップン)はSOLに対応。STEPNについては「Bybit(バイビット)|NFT(Web3)ゲームのおすすめ10選 <海外・国内編>」でもご紹介しています。興味のある方はご一読ください。

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3. ソラナ(SOL)の将来性(エコシステムの拡大)と課題

(出所:SOLANA BREAK POINT 2024

このセクションでは仮想通貨ソラナの将来性を課題についてご説明します。時価総額5位のソラナは輝かしい将来性(エコシステムの拡大)を持っていますが、課題も抱えています。

ソラナ(SOL)は超高速・低コストの特性を活かして、DeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)、NFTゲームをはじめ、実に幅広い分野で高い評価を獲得しています。各ブロックチェーンの価値は、利用者の増加(エコシステムの拡大)に大きく影響されます。

上記の画像は、ソラナ財団が2024年5月にシンガポールで開催したSOLANA BREAK POINT 2024です。なお、ソラナ財団(Solana Foundation)は、仮想通貨ソラナ(SOL)エコシステムの普及やセキュリティ向上、分散化に取り組む非営利組織であり、スイスを拠点に活動しています。

SOLANA BREAK POINT 2024では、私たちBybit(バイビット)のほか、Visa(ビザ)、Circle(仮想通貨USDCの発行元)、Helium、Fireblocksなど数々の組織が登壇しました。

将来性①:世界的な決済企業が続々とSOLブロックチェーンを採用

たとえば、Visaは世界最大級の決済額を誇るクレジットカード会社であり、その規模は年間約15兆ドルに及びます。2千兆円近い規模に相当し、日本のGDP650兆円弱の約3倍。取引件数は2,000億回を超えています。皆さんも日常的にVisaのクレジットカードを利用しているのではないでしょうか。

2023年9月、VisaはSOLブロックチェーン上でステーブルコインUSDC(USDコイン)の取引支援を決定し、クロスボーダーの迅速な支払いを勧めます。ステーブルコインであるUSDCはUSDT(テザー)に次ぐ時価総額を誇り、1 USDC = 1米ドルとなるように設計されています。つまり、米ドルの代わりにUSDCで徐々に日常的な決済が可能になる未来が期待されています。その土台となるブロックチェーンにSOLが選ばれたという事実は、今後の莫大な取引への道が開かれたことを示唆します。クレジットカード大手Mastercardも一部の商品でUSDCの決済機能を導入済みです。

2024年5月には決済サービス大手PayPalもSOLブロックチェーン上でPayPal USD(PYUSD)というステーブルコインを導入。米ドルと1:1の比率で裏付けられています。ソラナ(SOL)の超高速・低コストが大きな支持を集めています。皆様がSOLブロックチェーン上で日常的に決済する日もそう遠くないのかもしれません。

将来性②:数々のDePINプロジェクト(例:Hivemapperで世界中の地図を作る)

(出所:bee maps powered by hivemapper

DePINプロジェクト(Decentralized Physical Infrastructure Networks)とは、SOLブロックチェーンを基盤として、物理インフラを分散する取り組みです。IoTデバイスやAIなどを活用して、エネルギー、交通、物流などの分野で効率的かつ持続可能なインフラの構築を目指しています。

具体的には、SOLブロックチェーンの超高速かつ低コストなトランザクション処理能力を活かすことで、データの安全性と透明性を確保しながら、物理インフラの管理・運用を分散化し、システムの効率化を図ります。

たとえば、Hivemapper(ハイブマッパー)は世界中の道路情報を可視化します。個人ドライバーから大規模な車両関連企業まで、さまざまな参加者が車両に専用のカメラを搭載し、自身が運転した道路の情報を提供。その対価として独自の仮想通貨HONEYを受け取っています。AIを用いて収集した画像から精密な地図を作成し、その地図データを利用する事業者にデータを有償で提供します。本記事執筆時点で世界中の道路の3割近くを既にカバーしており、その割合は急速に増加しています。

(出所:bee maps powered by hivemapper

「地図ならGoogle Mapがあるから、必要ないのでは?」。そうとは言い切れません。Google Mapには大きく2つの問題点があります。一つ目はリアルタイムの情報ではないこと。Google MapはGoogleが用意した車両のみがデータ収集しているため、更新頻度が非常に低くなります。道路情報は頻繁に変わるもの。新しい家が建ったり、道路全体が変更されたり。自宅前の写真を見て、「あれっ?」と思った方も少なくないのではないでしょうか。3年以上前の写真のままであるケースも珍しくないでしょう。

さらに、道路の渋滞情報はどうでしょうか?ゴールデンウイークでどの道が渋滞しているかをGoogle車両が把握することは不可能です。一方、Hivemapperであれば、数えきれないほどのドライバーがリアルタイム情報を提供しており、その情報には大きな価値があります。

Google Mapが抱える2つ目の問題点は「情報の独占」です。GAFAMなどの特定企業が全データを所有する中央集権型のWeb2時代とは異なり、Web3時代では分散型のテクノロジーを利用します。Google 1社がGoogle Mapの提供を中止、または多額の利用料を請求すれば、世界中の人々が影響を受けます。Hivemapperは分散化を進め、ユーザーと一体となって地図情報の民主化を目指しています。特定の企業があなたの家の前の写真を独占的に所有している状況は、理想的ではないですよね。

なお、膨大な地図データを通信するには超高速かつ低コストなブロックチェーン基盤が不可欠です。地図データに留まらず、DePINプロジェクトは多種多様な分野で進んでおり、ソラナ(SOL)が非常に強い支持を得ています。そのような背景から、SOLエコシステムは飛躍的に拡大しています。

将来性③:ソラナスマホの第二弾:Solana Seeker

(出所:Solana Seeker

Apple(アップル)社を世界最大の時価総額企業へ押し上げたのは、言うまでもなく「iPhone」でしょう。iPhoneを利用中/利用経験のある読者は非常に多いはず。

iPhoneをiPhoneたらしめているのは、「機能」ではなく「思想」だと思います。故スティーブ・ジョブズが細部まで徹底的にこだわり抜き、当時として前例のないスマートフォンを世に送り出しました。そして、iPhoneだけでなく、MacやiPadなどのAppleエコシステムが利用者の生活圏を幅広くカバーし、現在も熱烈な支持を集めています。

ソラナの共同創設者ラジ・ゴカル氏は「ソラナには暗号資産業界のAppleになる可能性がある」と言及しています。Solanaは、単にSOLブロックチェーンを開発・発展させるだけでなく、そのブロックチェーンを利用するデバイス側にも進出しています。その一例がソラナスマホ「Solana Seeker」。GAFAMなどのWeb2世代ではなく、ブロックチェーンを基盤とする分散型のWeb3世代体験をスマホ端末から実現しています。

Seekerを開発したのは、SOLブロックチェーンの開発元ソラナラボ(Solana Labs)の子会社「Solana Mobile」です。2023年4月に、第一弾Saga(サガ)を発売。発売当初は売れ行きが伸び悩みましたが、599ドルのSagaを購入すると、その数倍の価値があるミームコイン「BONK(ボンク)」3,000万枚が無料配布(エアドロップ)されたことで、完売となりました。

そして第二弾として2025年に発売されるのがSolana Seeker(ソラナシーカー)。当初はChapter 2と命名されていましたが、リブランディング(ブランド刷新)されて「Solana Seeker」へ改名。Seekerの日本語訳は探求者/求道者。Web3世界の「探求」を強力に支援します。予約開始から1か月ほどで450ドルの価格で10万台以上の予約注文が入っています。まだまだ増えるでしょう。

(出所:Solana Seeker

Solana Seekerには道路情報を収集するDePINアプリ「Hivemapper」など、さまざまなWeb3世代の各種機能に対応しています。上図は対応アプリの一例ですが、左下にはSTEPN、中央下部にはHivemapperが記載されています。

バッテリー性能やカメラ機能が強化され、軽量になっています。暗号資産ウォレットにも対応しており、Sagaよりも仮想通貨の取引をスムーズに行えます。数十万台はiPhoneと比べれば微々たる数字ですが、スマホ端末の将来性・影響力がどれほど大きいかは、皆さんご存じかと思います。

次回のSOLANA BREAKPOINT 2025は、2025年12月11日~13日にアラブ首長国連邦の首都アブダビで開催されます。オイルマネーもソラナに大注目。ソラナのエコシステムは今後も拡大し続けるでしょう。今後の展開が楽しみですね。

課題①:中央集権型から分散型への移行が不十分

(出所:ソラナ財団

ソラナ財団のミッションステートメント(行動指針)は、「ソラナプロトコルが世界で最も検閲されにくいネットワークになるように貢献する」です。中央集権型から分散型への移行は、Web3の大きな魅力です。取引の匿名性を守る指針が支持されれば、ソラナのエコシステムを採用する開発業者やユーザーも増え、活性化します。

しかし、ソラナの分散化が遅れているとの指摘も見受けられます。エドワード・スノーデン氏の名前を過去にニュースで聞いたことのある方も多いでしょう。エドワード・スノーデン氏はアメリカ国家安全保障局(NSA)および中央情報局(CIA)の元職員で、2013年にNSAの極秘監視プログラムを暴露したことで有名になりました。米国政府が世界中の通信を監視していることを公開した人物であり、中央集権型を嫌っています。

スノーデン氏は2024年9月中旬にシンガポールで開催されたToken2024カンファレンスで、ソラナが高い効率性を追求するために分散化を犠牲にしている、と批判しました。実は、以前から同様の指摘がなされています。ここでは、その妥当性を検証してみましょう。

分散化の度合いを比較:ビットコイン、イーサリアム、ソラナ

分散化の度合いを測るうえで、ノード数は一つの参考指標になります。ノード(Node)とはネットワーク参加者、つまりブロックチェーンネットワークに参加するコンピューターやデバイスを指します。ネットワーク内での情報共有や取引の検証、ブロックの追加などに貢献しています。

ノード数が多いほど、さまざまなネットワーク参加者がバリデーターとして取引を検証しており、分散化が進んでいると言えます。

2024年10月中旬時点で、仮想通貨の王者「ビットコイン(BTC)」のノード数は約18,497個(BITNODES調べ)、イーサリアムのノード数は6,258個(Etherscan調べ)です。一方、ソラナのノード数は4,4462個(Solana Compass調べ)。ただし、これらの数値は正確とは限らず、一つの目安に過ぎない点にご留意ください。また、「ノード数が分散化の全て」でもありません。

3通貨の中で、ビットコインのノード数は突出していますが、イーサリアムとソラナは大差ない模様です。実は、過去1年間でソラナのノード数は急増しています。2023年10月にソラナ財団はValidator Health Report: October 2023で3,400個程度と発表していましたが、2024年10月には1,000個も急増しています。SOLエコシステムへの注目が高まっているからでしょう。

ただし、ソラナの運用モデルは高速処理とコスト競争力を維持するために中央集権的な要素を残している模様です。組織の意思決定を想像していただけばよいのですが、当事者が多すぎると意思決定のスピードが遅れ、調整の手間も相当かかります。SOLブロックチェーンの訴求ポイント「超高速・低コスト」が分散化の壁になっているとの指摘には妥当性がありそうです。今後の技術革新などで解決していけるのかが問われています。

課題②:総預かり資産はイーサリアム(ETH)に見劣り

(出所:DefiLlama、2024年10月中旬時点)

上図は、各仮想通貨のTVL(Total Value Locked:預かり資産)を示しています。TVLとは、特定のブロックチェーン上にある分散型金融(DeFi)アプリケーションに投資されている資産の総額を指します。ユーザーがそのプラットフォーム上で資金を「ロック」している金額の合計です。言い換えれば、どれだけの金額が各ブロックチェーン上で利用されているかを示しています。

ご覧のとおり、イーサリアムが全仮想通貨合計の過半を占めており、ソラナは7%の第3位に留まっています。預かり資産は約60億ドル(1兆円弱)。下記のグラフからは、2024年以降に数倍に膨らんでいる状況がうかがえます。

(出所:DefiLlama、2024年10月中旬時点)

「なぜビットコインがNo. 1じゃないの?」と疑問に思った方もいるかと思います。ビットコインはPoWコンセンサスアルゴリズムを採用しており、トランザクション(データ処理)1件あたりに約10分かかるため、実用的とは言いにくいです(レイヤー2ブロックチェーンとの組み合わせで改善は可能)。

「ソラナ(SOL)の将来性は、SOLエコシステムの拡大にかかっている」と言っても過言ではないでしょう。しかし、残念ながら、現状はイーサリアムに大負けです。

イーサリアムは、ブロックチェーン上で実行されるプログラムを自動化するスマートコントラクトの概念を一般化し、DeFiやNFT、ゲームなどの多様な分野で、数千に及ぶイーサリアム基盤の分散型アプリケーション(DApps)を構築しています。スマートコントラクトについては、Bybit記事「ブロックチェーンにおけるスマートコントラクトとは何か?その仕組みは?」をご覧ください。

「あれ?どこかで聞いた話だぞ」と思った方もおられるはず。そうです、ソラナ(SOL)と類似点が多いのです。それもそのはず、ソラナの考案者アナトリー・ヤコヴェンコ氏は、イーサリアムの技術を参考に、SOLブロックチェーンを開発したのです。イーサリアムが抱えていたスケーラビリティの問題を高速処理・低コストで解決することを目指しています。

なお、ソラナのほかにも、処理速度に優れた仮想通貨が登場しています。たとえば、仮想通貨SUIは2023年春の時点で最大297,000 TPSという驚異的な処理速度を記録しています。TPS(Transaction per second:トランザクション毎秒)とは、1秒あたりに処理するトランザクション量です。ただし、環境次第で1万TPSに留まるケースもあるので、あくまで参考値です。とはいえ、ソラナの上限65,000 TPS(レイヤー1のみで達成可能)よりも高速ですね。

2024年10月中旬、イーサリアムの考案者ヴィタリック・ブテリン氏は自身のブログで、イーサリアムの目標を10万TPSに設定しました。時期アップグレード「Surge」でレイヤー2を活用して大幅にスケーラビリティ(拡張性)を高める構想です。

競合となる仮想通貨の動向も気になりますね。仮想通貨SUIなども気になりますが、やはり預かり資産(TVL)が市場の過半を占めるイーサリアムは大きな存在感を示しています。

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4. ソラナ(SOL)のチャート分析

ソラナ(SOL)の価格推移を分析してみましょう。

2020年3月~2020年12月:SOLデビュー

ソラナのメインネット(ブロックチェーン上で実際の取引を行うための主要ネットワーク)がローンチされたのは2020年3月。2020年5月頃の価格は1ドル未満。そして、同年9月には3ドル前後に浮上。この頃から各取引所での上場が活発化しました。

「上場したての頃に買っておけば・・・」。わかります、その気持ち。Bybitでは毎週のように新たな仮想通貨が上場しています。アカウントを登録しておけば、メールで情報をタイムリーに受け取れます。注目の銘柄がある方は、お見逃しなく。

2020年3月と言えば、新型コロナウイルスが流行し始めた頃。世界中が不安に包まれた時期です。世界中の主要な国々が大規模な金融緩和策を打ち出し、市中に資金をジャブジャブ投入。一種の金余り状況となり、行き場を失ったマネーが仮想通貨市場にも入り込み、市場を大きく湧かせました。

2021年に急騰するも、2022年~2023年に低迷

(出所:CoinMarketCap

2021年に入っても、金融緩和策の影響は続き、仮想通貨市場に春が訪れます。もちろん、価格も上昇気流に乗ります。上図は、ソラナ(SOL)とイーサリアム(ETH)の価格を比較しています。

ご覧のとおり、SOL価格は2021年後半にかけて急騰。2021年11月6日には約260ドルの値を付けました。同時期にETH価格も大幅に上昇。年初のETH価格は737ドルでしたが、2021年11月10日には2021年の最高値4,867ドルにまで大きく伸長。7倍近く上昇しています。とはいえ、SOLの上昇があまりに激しかったため、見劣りしてしまうほど。将来有望な仮想通貨への投資には夢がありますね。

SOLの超高速・低コストな特徴が大きく評価され、NFT市場の拡大やDeFiの普及なども相まって、SOL価格が大躍進を遂げました。

<米国CPI(消費者物価指数)>

(出所:米国労働統計局

しかし、2021年の終わり頃から状況が一変します。上記のCPI(消費者物価指数)グラフは、米国労働統計局のインフレ率を示しています。右側の灰色で囲まれた時期は2020年3頃であり、新型コロナウイルスの影響でインフレ率が急落しています(その前の急落は2008年のリーマンショック)。

コロナショックで急落した後は、大規模な金融緩和で持ち直し、逆にコロナ前よりもインフレが加速しています。いつまでも市場に資金をジャブジャブ投入するわけにはいかず、どこかの時点で資金を回収しなければ、生活者が許容できないインフレに見舞われます。

2021年11月頃にはインフレ率が7%近くに達し、「中央銀行が金融緩和策から金融引き締め策に動くのではないか」と市場がざわつき始めます。「このまま金融緩和を続ければ政権が持たない」と懸念される水準です。

市場は先行きを見て投資判断を行います。市場が懸念を示した数か月後の2022年3月、米国FRB(連邦準備制度理事会)は金融引き締めを開始。金利を0.25%引き上げます。その後も金利を継続的に引き上げ、その効果は2022年の後半から現れてインフレ率も落ち着きを取り戻します。

インフレは落ち着いたのですが、そのあおりを受けて仮想通貨市場は「仮想通貨の冬」を迎えました。SOLも、競合通貨の台頭やイーサリアムのアップグレードに伴う機能向上、2022年のSolanaネットワークへのセキュリティ攻撃などが相まって、低迷しました。2022年11月には大手仮想通貨取引FTXが破綻。FTXがソラナの技術基盤を利用していたこともSOL価格に大きな影を落としました。

2024年以降:再び急上昇

(出所:CoinMarketCap

上図は2023年の年末ごろ以降の価格推移を示しています。TradingViewのBaseline機能を用いて、最安値と最高値の中央値を基準に、下半分と上半分の価格ゾーンに分けています。2023年12月頃のSOL価格が50ドル程度であった影響で、2024年3月以降は上半分のゾーン内で価格が推移しています。

また、2024年3月以降の価格変動も比較的穏やかで、ある意味、レンジ相場とも言えそうです。株式市場であれば、120ドル~220ドルはレンジ相場とは言えませんが、変動の激しい仮想通貨市場ではレンジ相場と言えてしまうところがすごいですね。

(出所:CoinMarketCap

さらに直近1か月のSOL価格を見ていきましょう(2024年10月中旬)。方向感に欠けており、このチャートだけではどちらの方向に進むのか予想が困難です。

中長期の時間軸で考えれば、今後もSOLエコシステムは拡大するため、ポジティブと言えそうです。エコシステムの拡大は、基盤となるブロックチェーンの買い材料です。もちろん、他の競合通貨も進化するので、その中での優位性をめぐって競争は激化します。とはいえ、時価総額第5位の仮想通貨SOLが凋落する確率は低いようにも見受けられます。皆様はいかがお考えでしょうか。

Bybit(バイビット)でソラナ(SOL)を購入する

5. Bybit(バイビット)でソラナ(SOL)を買う方法

Bybit(バイビット)は、高い流動性と顧客本位のサービスを提供する世界最大級の仮想通貨(暗号資産)取引所です。全世界で約5,500万人が利用しており、次なるマイルストーン6,000万人に向けて躍進中です(2024年10月時点)。年中無休のサポート体制にも定評があります。

さっそくBybitでソラナ(SOL)を購入してみましょう。

A)ワンクリック購入(クレジットカードで購入)

「ワンクリック購入」なら、ネットショッピング感覚で簡単にソラナ(SOL)を購入できます。

現在、ワンクリック購入はVISA、MasterCard、JCB、Apple Pay、Line Payなどに対応していますが、一部のカードでは利用できない場合もあります。注文に失敗しても、お客様の口座から代金が引き落とされることはありませんのでご安心ください。最新の対応ブランドや手数料については、手順の途中で画面に表示されるリストや、「FAQ - 銀行カード決済について」でご確認ください。

クレジットカードが利用できない場合、Apple PayやLine Payも有力な選択肢です。スマホ片手にサクサク進みます。スマホの有料アプリに課金する感覚でソラナ(SOL)を購入できます。

手順1:

Bybitウェブサイトにログイン後、ナビゲーションバーの「暗号資産を購入」>「ワンクリック購入」の順にクリックします。

Bybitアプリで購入する場合は、「Bybitで銀行カードを使って仮想通貨を購入する方法」の「アプリの場合」をご覧ください。

手順2:

「ワンクリック購入」画面の「支払い」欄で「JPY」(日本円)、「受取」欄で「SOL」(ソラナ)を選び、注文金額を入力します。注文金額は「支払い」欄に日本円で入力するか、「受取」欄にソラナ建てで入力するかのいずれの方法でも可能です。1 SOL未満の端数でも購入可能です。

初回はクレジットカードの登録が必要です。「決済方法」で「Bank Card」を選択し、「カードを追加」ボタンをクリックします。

手順3:

「カード詳細情報」画面でカード情報を入力し、個人情報の取り扱いに同意して「続行」ボタンをクリックします。1度登録してしまえば、次回からは1~2分で購入できます。

画面右側に表示される推奨カードや現在ご利用いただけないカードのリストも参考にしてください。クレジットカード決済に失敗してもお客様の口座から代金が引き落とされることはありませんので、ご安心ください。

請求先住所の入力や追加書類を求められる場合、あるいはクレジットカード会社側の認証プロセスに進む場合もあります。表示された画面の案内に従ってください。

手順4:クレジットカードの追加が完了すると、決済内容の確認画面が表示されます。内容を確認して「確認」ボタンをクリックするとカード決済が行われます。

ついにソラナ(SOL)を購入できました!ナビゲーションバー右上の「資産」>「資金調達」から「資産調達アカウント」ページに移動し、画面右上の「履歴」ボタンで購入履歴を確認できます。

操作に迷ったら、「Bybitで銀行カードを使って仮想通貨を購入する方法をご覧ください。カードでのお支払いに問題が生じた場合は、「トラブルシューティング:支払いができない」でご確認いただくか、Apple Payなどもお試しください。

B)ワンクリック購入以外の方法で購入する

Bybitでは、ワンクリック購入以外にも、さまざまな方法で仮想通貨を購入できます。ワンクリック購入に比べると手順やルールが少し複雑になりますが、レートや手数料、決済方法の種類など、選択肢も広がります。目的やニーズ、習熟度に合わせてご利用ください。

<主な購入方法>

ワンクリック購入

P2P取引

銀行振込

仮想通貨を入金

方法

クレジットカードで仮想通貨を購入

ユーザー同士で仮想通貨を直接取引(BTC、ETH、USDC、USDT)

銀行振込(E-check経由)で仮想通貨(USDT)を購入

外部から入金した仮想通貨で仮想通貨を購入

決済

クレジット/デビットカード

銀行振込、Line Pay、PayPay、コンビニ払いなど

国内銀行振込

アカウントに入金した仮想通貨

利便性

手数料

約定価格の2.7~5%(最大)

入金手数料無料*

入金手数料無料*

入金手数料無料*

対象者

初心者

利便性やスピード重視の方

コスト重視の方

利用したい決済方法がある方

コスト重視の方

国内銀行振込を利用したい方

既に他で仮想通貨をお持ちの方

* 送金元や決済会社の側で出金手数料や振込手数料などが発生する場合があります。

クレジットカード決済の手数料については「取引手数料率(クレジットカード決済)」をご覧ください。EU地域発行のクレジットカードであれば手数料は1.1%ですが、EU以外の地域では2.7%以上になります。

上記の購入方法のほかに、現在日本円の対応はありませんが、法定通貨をアカウントに入金して仮想通貨を購入する方法もあります。対応する法定通貨の種類や詳しい手順は「Bybitで法定通貨を入金する方法」をご覧ください。

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6. ソラナ(SOL)のステーキングで堅実に稼ぐ方法

このセクションでは、購入したソラナ(SOL)を手堅く増やすためのBybitステーキングをご紹介します。Bybitは、払い戻し自由な「積立ステーキング」と、ロック期間の途中は払い戻しができない「定期ステーキング」の2種類をご用意しています。

定期ステーキングの方がAPR(年換算利回り)は高めです。いつでも引き出せる自由度を取るか、APRの高さを取るか、好みに合わせて選べます。

ソラナのステーキング方法:簡単3分

ソラナ(SOL)のステーキング方法について、具体的にご説明します。簡単にステーキングできるので、ぜひご利用ください。

ステップ1:ソラナのステーキング欄を表示する

Bybitトップページ上部で「ファイナンス」「資産運用」「Bybitステーキング」の順にカーソルを移動し、Enterをクリック。Bybitステーキングのトップページが表示されます。

ステップ2:SOLのステーキング商品を選ぶ

Bybitステーキングのウェブページで「すべての商品」までスクロールダウンし、右側の検索窓に「SOL」を入力します。「選択」をクリックすると、各商品が表示されます。

払い戻し自由な「積立ステーキング」と預入期間が30日・60日と固定されている「定期ステーキング」が表示されています。2024年10月時点では、定期ステーキングのAPRが断然お得ですね。

預入期間中は引き出せませんが、APR 4%は魅力的。SOL価格の変動リスクはありますが、銀行の定期預金の金利が1%に遠く及ばない中、相当な好条件ですね。

ステップ3:ステーキングする

ステーキングする商品を選択し、条件を確認して「ステーキングする」をクリックします。今回は60日間の定期ステーキング(APR 4%)を選択しています。ステーキングすればAPR条件は固定されますが、お預入れ前のAPR条件は随時変更されます。

定期ステーキングなので払い戻しできない旨の確認ウィンドウが表示されています。「ステーキングする」をクリックします。

購入完了画面が表示されて、ステーキング完了です。簡単ですね。「保有資産」をクリックすれば、ステーキング情報を確認できます。

2種類のステーキング方法:積立ステーキングと定期ステーキング

積立ステーキングと定期ステーキング、それぞれの特徴についてご紹介します。

A)積立ステーキング

Bybitの積立ステーキングの特徴は、いつでも払い戻し可能なこと。さらに、ステーキング期間も無期限。一度設定しておくと、ず~っとステーキングを継続できます。

利回りの付与も1時間単位なので、時間のロスなく運用可能。自由度が高い反面、APRは定期ステーキングよりも低めですが、すべての銘柄が定期ステーキングより低いわけではなく、非常に高いAPRが設定されている通貨もあります。

B)定期ステーキング

Bybitの定期ステーキングの特徴は、ステーキングした仮想通貨が一定期間ロックされる代わりにAPRが高めに設定されていること。ロック期間は30日・60日・90日など複数用意されています。ロック期間が長いほど仮想通貨の値下がりリスクが上がるので、APRも高めです。

Bybitのステーキングについて、詳しくは「Bybitステーキングとは何か?その利用方法」も参考にしてください。

資産を寝かせておくのは「モッタイナイ」。さっそくステーキングしておきましょう。

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7. ソラナに関するよくある質問(FAQ)

このセクションでは、ソラナ(SOL:Solana)について、よくある質問にお答えします。

Q1:ソラナ現物ETFはアメリカで承認されそうですか?

A:ソラナ(SOL)エコシステムが今後どの程度拡大するかが重要なポイントになるでしょう。数多くある仮想通貨の中で、米国で現物ETFが承認されているのはビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の2通貨のみ(本記事執筆時点)。両通貨の時価総額がそれぞれ200兆円、50兆円であるのに対し、ソラナは10兆円程度です。時価総額の順位では第5位と健闘していますが、その差は依然として大きく、見通しは立っていません。

 とはいえ、VanEckをはじめ、複数の企業がソラナ現物ETFを申請しており、米国証券取引委員会(SEC)の審査が待たれるところです。先のことを明言することは不可能ですが、「今後も仮想通貨市場が拡大し、ソラナの時価総額も数倍に膨らむ」というポジティブな見方をするのであれば、ソラナ現物ETFの承認は時間の問題かと思われます。

 ビットコイン現物EFTについては「ビットコイン現物ETFの仕組みを徹底解説|Bybitでビットコインを賢く買う方法」、イーサリアム現物ETFについては「Bybit(バイビット)|イーサリアム現物ETFを詳しく解説:今後の価格見通しは?」をご覧ください。ETFの仕組みや今後の動向について詳しく解説しています。

Q2:ソラナ(SOL)について日本語の情報源を教えてください。

A:Solana Japanの各種情報が参考になります。日本語ブログやX(旧Twitter)などをフォローしておくと便利です。

Q3:ソラナ(SOL)のデリバティブ取引を始めるのが不安です。何か良い練習方法はありますか?

A:Bybitでは、デモ取引口座をご作成いただけます。Bybitトップページ上部のデリバティブ「デモ取引」の順にクリックすれば、簡単に作成できます。デモ口座で練習しながらコツをつかむのも良い方法です。Bybitの利用者数は約5,500万人(2024年10月時点)。世界中のトレーダーに選ばれています。

「いきなり高額な発注をするのは怖い」と思うのはだれもが同じはず。少額からレバレッジをかけて、徐々に慣れていきましょう。デモ取引について、詳しくは「Bybitのデモ取引とは?」をご覧ください。

8. まとめ

この記事では仮想通貨ソラナ(SOL:Solana)について、誕生の経緯や発展、特徴・魅力、さらには将来性や課題について詳しく解説してきました。また、ソラナの価格動向を分析するだけでなく、Bybitでの購入方法やステーキング方法も具体的にご案内しています。

この記事を読めば、ソラナの基礎知識は必要十分と言えるでしょう。ぜひブックマークに設定して、後で読み返せるようにしておきましょう。読み進める中で「時価総額が第5位のソラナを今のうちに購入しておきたい」と思った方も多いのでは?高速処理・低コストのソラナ(SOL)エコシステムが今後も拡大し続ける点は大きな魅力ですね。

ビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)は定番の投資先ですが、ソラナ(SOL)も持っておきたいところですね。

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